Yamaura Lab.

TOPICS

2021年
 
12/13-16
MRM2021にて山浦が招待講演、河智さんが口頭発表を行いました。
11/15-16
PF BL8Bにて薄膜、粉末回折実験
11/12
第142回 フロンティア材料研究所学術講演会「データ科学と機械学習の最前線」
11/7-8
PF BL8Bにて薄膜回折実験
11/2
複相機能開拓拠点ワークショップ
8/30-31
第139回フロンティア材料研究所学術講演会 データ科学の最前線
7/2-3
PF BL8Bにて粉末回折実験
5/31-6/1
PF BL8Bにて薄膜回折実験
5/28
鉄系超伝導体の常圧高圧物性についてのX線分光の共著論文がJPCMから出版されました。
3/31
PDの河智さんが兵庫県立大学へ栄転されました
3/19
Pb-Sn-Se薄膜に関する共著論文がSci. Adv.から出版されました
3/12-15
日本物理学会にて山浦、河智が講演
3/9-11
量子ビームサイエンスフェスタ
2/22-23
PF BL8Bにて薄膜回折実験
2/15
含Biガラスに関する共著論文がJNCSから出版されました

2020年
 
12/13-14
PF BL8Bにて薄膜回折実験、電場下回折実験
12/8
MRM2020にて山浦が酸窒化物の構造に関する講演
12/4-8
PF BL4Cにて薄膜回折実験
11/18-19
PF BL8Bにて薄膜回折実験
5/29
真島研との共著論文2報がMREJJAPから出版されます
3/16-19
日本物理学会年次大会(名大)は現地開催中止
1/8
酸窒化物誘電体の極性ナノ領域に関する論文がChemCommから出版されました

2019年
 
12/10-13
山浦、河智がMRMにてOral Talk
10/31
ペロブスカイト太陽電池の基礎物性に関する論文がJPCLから出版されEditor's Choiceに選ばれました
10/21
河智さんのBiFeO3における強磁性強誘電状態の論文がPRBに載りました
9/10-13
日本物理学会秋季大会(岐阜大)
6/13
水素運動で水素誘起の超伝導を観る論文がPRBに載りました
4/8
新規5d磁性体の合成、構造、磁性に関する論文がPRBに載りました
3/14-17
日本物理学会年次大会(九大)

2018年
 
12/19
CMRC研究会「量子ビームで探る電子材料の物性と水素の役割」(KEK)
11/9
鉄系超伝導体の新しい磁気励起の論文がPRBから出版されました
9/12-16
日本物理学会秋季大会(同志社大)
8/28
鉄ラダー超伝導体高圧構造の論文がSSTに載りました
8/8-9
ETQ研究会-多極子と超伝導-(北大)
6/12-13
固体化学フォーラム研究会(京大)
4/1
博士研究員(KEK)を現在募集中です
3/31
特任助教の小林さんがNIMSに転出されました
3/22-25
日本物理学会年次大会(東京理科大)
3/22
Bi2SiO5誘電体の共著論文がPRMに掲載されました
3/5
有機反強誘電体に関する小林さんの論文がJACSに載りました
2/5-6
第3回大型施設連携シンポジウム(東大)

2017年
 
11/9-11
河智さんがAPCTPにてOral Talk
10/16-18
小林さんがICACにてInvited Talk
10/10
固体中電子のガラス化について小林さんの共著論文がScienceに載りました
10/1
河智さんが博士研究員として着任しました
9/24-27
J-Physics2017にて山浦がInvited talk
9/21-24
日本物理学会秋季大会(岩手大)
9/11
薄膜構造解析法の論文をPRBに報告しました
8/15
All-in-all-out物質におけるマグノン観察の結果がNat. Commun.に掲載されました
8/2
ISSPワークショップ「5dパイロクロア酸化物研究における最近の展開」にて発表しました
7/5
エレクトライド電子を観測した結果がPRBに掲載されました
6/13-14
第2回固体化学フォーラムにて量子ビーム研究に関する発表を行ないました
3/13
All-in-all-out物質におけるスピンフォノン結合の観測結果がPRLに掲載されました
2/16
有機強誘電体に関する小林さんの共著論文がNat. Commun.に載りました
2/14
反強磁性ドメインを用いた新しいデバイスの提案がSci. Rep.に掲載されました
1/11
スピン軌道結合金属のモデル物質をPRBに報告しました

2016年
 
12/26
日本中性子科学会 波紋Presidental Choiceを受賞
12/26-27
パイロクロア研究会(岡山大学)
12/22
鉄系超伝導体における高圧構造と超伝導の新しい関連の報告がSci. Rep.に掲載されました
10/31
博士研究員の真木さんが広大へ転出されました
9/12-9/15
日本物理学会(金沢大学)
10/7-8
ISSPワークショップ 中性子散乱研究の新展開
6/14-15
第1回固体化学フォーラム研究会
3/19-22
日本物理学会(東北学院大学)
3/15-16
量子ビームサイエンスフェスタ

最近の研究から

マルチスケール構造解析であぶりだした極性ナノ構造

シェーライトの合成と5d1磁性の話

水素誘起の超伝導を水素運動で観る


構造物性と固体化学の研究

当グループでは、構造物性と固体化学の2本柱で研究を行っています。構造物性研究とは、ある物質の結晶構造を詳細に調べることで、その物質が示す興味深い物性の起源を明らかにするという分野です。固体化学研究とは、合成と物性測定を通じて、物質の性質を明らかにする仕事です。

研究は以下のスタイルで行っています。

■構造物性研究
プロジェクトから創出される単結晶、粉末、薄膜試料、ガラス材料、ナノ材料、原料溶液等について、放射光や実験室系のX線、中性子線、電子線を用いて精密な結晶構造解析、局所構造解析、磁気構造解析を行います。構造という物質の基本的な性質を明らかにすることで次の合成サイクルに繋げます。低温、高圧、電場下などの極端条件下での実験や電子状態計算も行います。

■固体化学研究
結晶は主に固相反応法で作製します。パイロクロア酸化物や金属間化合物など無機化合物がメインです。ソフト化学反応、水熱合成、高圧合成も少しだけ行います。以前は、有機伝導体の単結晶作製も行っていました。物性のターゲットは、エキゾチック超伝導体、磁性体が主ですが、半導体、誘電体も調査中です。得られた試料について基本的な物性(電気、磁気、熱、誘電物性)測定を行い、特性を明らかにします。

■構造解析法の開発
過去に高圧磁化率や緩和法比熱を立ち上げた経験を活かして、測定手法や装置開発(工夫)も行ないます。低温高圧下迅速X線単結晶構造解析装置の開発、高圧下高精度粉末構造解析薄膜構造解析法など。

少し昔の研究から

反強磁性体の磁壁における強固な強磁性と電気伝導性の発見

鉄系超伝導体における結晶構造と超伝導の特異な関係を発見

鉄系超伝導体で新しい型の磁気秩序相を発見

「磁石でない磁気記録」を可能にする新しい電子スピン配列を発見

カゴメ銅鉱物における軌道スイッチと軌道フリップ現象